よくあるご質問

マイオブレースメンバー加盟クリニックは、以下のような厳しい条件をクリアした歯科医院だけが認められるものです。

• マイオブレース矯正のための専用アクティビティールームがあること
• 年間50症例以上の実績があること
• マイオブレース矯正の講習会に毎年参加していること
• マイオブレース矯正の正規の筋機能トレーニングを受けたスタッフがいること

※当院は2020年6月頃に加盟予定です。

マウスピースは、家庭で1時間、そして就寝時の装着が必要です。しかし学校につけていく必要はありません。生活の大部分はマウスピースなしで生活できますので、わずらわしさを感じにくいのがメリットです。

1回目は、無料でお渡しいたします。2回目からは、1個につき5,000円（税別）がかかります。

マウスピースをただ入れているだけの場合、歯並び改善の効果は2割ほどに減少すると思われます。マイオブレース矯正は、アクティビティをきちんと行うことによってお口周りの筋肉の悪い癖を取り除いていく方法です。残りの8割の価値は、このアクティビティを用いた筋機能トレーニングにあるとお考えください。

「子どもの口がポカンと開いているのですが…」と、親御さまからご相談を受けることがよくあります。このお口ポカンの状態は「口呼吸」で、あまり良い状態ではありません。では、なぜ口呼吸が問題で、鼻呼吸が良いとされるのでしょうか。

それは「鼻がフィルターの役目をしている」からです。呼吸時に細菌が外から体内に入ってきた場合、鼻呼吸であれば鼻がフィルターのような役目をして、細菌の吸い込みをある程度カットできます。鼻で呼吸することは、体に備わっている空気清浄器を利用していることでもあるのです。しかし口呼吸の場合、フィルターのような効果はなく、細菌が体内に直接侵入してしまうのです。その結果、免疫力が下がり、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。また、扁桃腺肥大やアトピー性皮膚炎、喘息、鼻詰まり、口臭などのリスクを増大させてしまいます。

歯への影響も心配です。口呼吸をしているとお口の中が乾燥し、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。さらには、あごが正常に成長せず、面長な顔つきになったり、上あごの前歯の歯ぐきが露出した「ガミースマイル」の状態になってしまうおそれがあります。

フィルター以外の鼻の機能である、加湿器の役割も重要です。体に入って来た空気は鼻で加湿されて肺に送り込まれています。口呼吸の場合は乾燥したままの空気が肺に送り込まれてしまうため、気管支や肺の粘膜を傷つけやすいといえるでしょう。

そのほかに、いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因としても、口呼吸には気をつけなければなりません。睡眠時無呼吸症候群にかかると、睡眠障害、起床時の疲労感などが起こります。

このように、口呼吸には多くのデメリットやリスクが含まれているのです。子どもがお口をポカンと開けていることが多いな、と気づいた時には要注意です。その口呼吸が原因で、あごが正常に成長することが難しくなったり、歯並びが悪くなったりするリスクを高める可能性があります。全身の健康にも大きな悪影響を及ぼしかねませんので、気になる場合はお気軽にご相談ください。

マイオブレース矯正の場合、より効果的なのが5歳から8歳までの間に治療を始めることです。歯並びを悪くさせている原因である口呼吸、悪い舌の癖や位置、飲み込みの悪い癖、姿勢を改善させ、あごを正常に成長させていくことができます。9歳や10歳でマイオブレース矯正を始められるケースも多くありますが、あごの成長の状態によって状況は変わりますので、一度ご相談いただくのが良いでしょう。治療開始が早ければ早いほど、しっかりと効果を得られます。3歳くらいからでも気になる方はお気軽にご相談ください。